インフルエンザについて
【2月20日】
WHOは更新情報(update 153)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は全体的には低いままです。米国、カナダで全体的には低いですが、
増加し続けました。また、西欧、北アフリカ、中国北部ではピークに達しましたが、東欧では増加しています。
熱帯地域での流行は、米州の数カ国や南アジアの例外を除き、低いレベルです。
北半球の温暖な地域で検出されるウイルスは一般的にはA(H3N2)ですが、例外はメキシコの
A(H1N1)pdm09と中国近隣でのBです。
重篤なケースと世代間でウイルスに顕著な違いが見られました。カナダでは5歳未満ではAの27%が
A(H1N1)pdm09でしたが、65歳以上では5%でした。欧州ではA(H1N1)pdm09がインフルエンザ様疾患
の外来患者のケースに比較して、激しい急性呼吸器感染症で入院したケースで多く見つけられました
(13−20%と1.5%)。
<原文>
【リンク先】
・ 厚生労働省
・ 厚生労働省 検疫所(海外渡航者のための感染症情報)
・
厚生労働省 新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html
・ 外務省 海外安全ホームページ
・ 国立感染症研究所 感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html
・ 世界保健機関(WHO) インフルエンザ(A/H1N1)関連情報
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html
・ 米疾病対策センター(CDC) インフルエンザ(H1N1)関連情報
・ 日本渡航医学会
・ 日本大使館(在外公館Web Page)
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/link/zaigai/index.html
***********************************
【2月6日】
WHOは更新情報(update 152)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は全体的には低いままですが、北米、西欧、中国北部で地域的な
増加が報告されました。、
熱帯地域での流行は、中国南部、コロンビア、エクアドルを例外として、低いレベルです。
南半球の温暖な地域ではシーズンオフレベルですが、以前チリ、オーストラリアで見られたA(H3N2)は
減少しています。
北半球の温暖な地域で最も多く検出されているウイルスはA(H3N2)ですが、例外として中国はBが、
メキシコではA(H1N1)09pdmが優勢です。
更に、ここ数週間、メキシコ、米国南部の州及びコロンビアではA(H1N1)09pdmの優勢がが報告されて
います。
<原文>
***********************************
【1月25日】
WHOは更新情報(update 151)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は全体的には低いままですが、カナダ、欧州(トルコ、スペイン、イタリア、マルタ)、
北アフリカ(チュニジア、アルジェリア)、中国、中東(イラン)では地域的な流行の増加が報告されています。
熱帯地域では、一般的には低いレベルか検出できないレベルですが、例外的に中国南部ではB型が増加
してきており、またコスタリカではA(H3N2)が継続していますが、減少傾向にあります。
南半球の温暖な地域ではシーズンオフレベルですが、チリ、パラグアイ、オーストラリアでは夏季にA(H3N2)の
低いレベルでの流行が継続しています。
北半球の温暖な地域で最も多く検出されているウイルスはA(H3N2)ですが、メキシコではA(H1N1)09pdm
が優勢であり、また中国ではB型が優勢です。メキシコ以外ではごく僅かのA(H1N1)09pdmが報告されて
いるのみです。
<原文>
<FORTH>
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2012/01241148.html
***********************************
【1月10日】
WHOは更新情報(update 150)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低く季節的な閾値レベル以下ですが、カナダ、
欧州(スペイン、トルコ)、北アフリカ(チュニジア、アルジェリア)、中東(イラン)では
顕著な増加が報告されています。この地域での過去数週間の増加傾向は
インフルエンザ流行シーズンの始まりを示しています。
北半球の温暖な地域で検出されるウイルスはA(H3N2)亜型が優勢ですが、
ここ数週間では、ほんの僅かのA(H1N1)pdm09が報告されています。
熱帯地域では、主にA(H3N2)が検出されているコスタリカを除き、活動は低レベル
です。
南半球の温暖な地域ではシーズンオフレベルですが、チリとオーストラリアではA(H3N2)
が両国で、また僅かのB型がオーストラリアで継続的に流行しています。
<原文>
<FORTH>
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2012/01101416.html
***********************************
【2011年12月19日】
WHOは更新情報(update 149)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低いレベルですが、カナダとアメリカと欧州のいくつかの国で散発的な
流行が報告されました。
熱帯地域では、コスタリカでA(H3N2)が、カメルーンでA(H1N2)pdm09及びB型のピークに続いてA(H3N2)
が流行していますが、それ以外は低いレベルです。
南半球の温暖な地域ではオフシーズンレベルです。
<原文>
<FORTH>
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2011/12191023.html
*********************************
【12月7日】
WHOは更新情報(update 148)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低いレベルですが、カナダと欧州のいくつかの国で散発的な流行が
報告されました。
熱帯地域の数カ国、例えば米国大陸(ニカラグア、コスタリカ、ブラジル)や中央アフリカ(カメルーン)や
東南アジア(カンボジア、ラオス)などで顕著な流行が報告されています。
南半球の温暖な地域ではオフシーズンレベルに戻りましたが、オーストラリアでA(H3N2)が続いています。
米国で新型インフルエンザA(H3N2)ウイルスの限定的なヒト-ヒト感染が認められましたが、新たに拡大
したという報告はありません。
<原文>
<FORTH>
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2011/12051118.html
***********************************
【11月22日】
WHOは更新情報(update 147)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低いレベル或いは殆ど認められませんが、カナダ(アルバータ)
の高齢者施設でインフルエンザA(H3N2)の流行が報告されました。
熱帯地域のいくつかの地域で顕著な流行が報告されています。
例えば米国大陸(ニカラグア)や中央アフリカ(カメルーン)や東南アジア(カンボジア)などです。
南半球の温暖な地域ではオフシーズンに戻りましたが、オーストラリアでA(H3N2)が続いています。
<原文>
<FORTH>
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2011/11211328.html
***********************************
【11月7日】
WHOは更新情報(update 146)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低いレベル或いは殆どありません。
熱帯地域のいくつかの地域で低いレベルの流行が報告されています。
例えば米国大陸(キューバ、ドミニカ共和国、ホンジュラス)や中央アフリカ(カメルーン)や
南及び東南アジア(カンボジア、タイ、ラオス、ベトナム)などです。
南アフリカや南米では依然として低レベルです。
<原文>
***********************************
【10月24日】
WHOは更新情報(update 145)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低いレベル或いは殆どありません。
熱帯地域では、いくつかの地域で活発です。例えば米国大陸(キューバ、ホンジュラス、エルサルバドル)や
中央アフリカ(カメルーン)や南及び東南アジア(バングラデシュ、カンボジア、タイ、ラオス、ベトナム)などです。
南アフリカや南米では依然として低レベルで、ほぼ季節が終わりました。
オーストラリアとニュージーランドでは、地域によってタイミングの違いはありますが、ピークに達しました。
そしてまだ季節は終わっていません。
<原文>
***********************************
【10月10日】
WHOは更新情報(update 144)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低いレベル或いは殆どありません。
熱帯地域での流行は、例外、例えば米国大陸(キューバ、ホンジュラス、ボリビア)や
西アフリカ(カメルーン)や南アジア(インド、タイ、ベトナム、シンガポール)での流行
を除いてほぼ低いレベルです。
南アフリカや南米では依然として低レベルです。
オーストラリアでは、北部の例外を除き、QueenslandやNew South Walesや
他の州では減少しています。
New Zealandのインフルエンザ様疾患(ILI)の活動はベースラインのレベルであり、
検出されたウイルスの大部分インフルエンザBです。
<原文>
***********************************
【9月26日】
WHOは更新情報(update 143)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低いレベル或いは殆どありません。
熱帯地域での流行は、例外、例えば米国大陸(キューバ、ホンジュラス、ボリビア)や
西アフリカ(カメルーン)や南アジア(インド、タイ、ベトナム、シンガポール)での流行
を除いてほぼ低いレベルです。
南アフリカでは低レベルに減少しました。
オーストラリアでは、北部の例外を除き、QueenslandやNew South Walesや
他の州では減少しています。Oseltamivir耐性インフルエンザA(H1N1)は
New South WalesのNewcastle地域で特定されました。
<原文>
***********************************
【9月12日】
WHOは更新情報(update 142)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低いレベル或いは殆どありません。
熱帯地域での流行は、例外、例えば米国大陸(キューバ、ホンジュラス)や
西アフリカ(カメルーン、セネガル)や南アジア(バングラッデシュ、タイ)での流行
を除いてほぼ低いレベルです。
南アメリカではインフルエンザの季節は穏やかで,すでにピークに達しました。
オーストラリアではピークは過ぎましたが、最近Oseltamivir耐性インフルエンザの25事例
(New South Wales)を報告しました。
<原文>
***********************************
【9月3日】
WHOは更新情報(update 141)を発表致しました。
北半球の温暖な地域での流行は低いレベル或いは殆どありません。
熱帯地域での流行は、例外、例えば米国大陸(ドミニカ、キューバ、ホンジュラス、
ブラジル)や西アフリカ(ガーナ、カメルーン、セネガル)や南アジア(インド、バングラッデシュ、
タイ、シンガポール)での流行を除いて低いレベルです。
南アメリカではインフルエンザの季節は今のところ穏やかです。
南アフリカでは流行季節のピークでしたが、流行は引き続き低いレベルです。
オーストラリアではインフルエンザ様疾患の相談や研究所での確認事例(A型とB型の混在)
は増え続けています。
ニュージーランドではインフルエンザ様疾患は予想のレベルで、多くがB型です。
<原文>
***********************************
【7月19日】
WHOは更新情報(update 138)を発表致しました。
北半球の温暖な地域では季節の間の低いレベルです。
熱帯地域での流行は、米国大陸や西アフリカや南アジアでの流行を除いて低いレベルです。
南アフリカでは流行の季節に入っています。
オーストラリアでも流行の季節が始まったようです。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/latest_update_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【年7月4日】
WHOは更新情報(update 137)を発表致しました。
北半球の温暖な地域では季節の間の低いレベルです。
熱帯諸国での流行は、中米、南米の北部、サハラ以南のアフリカ、熱帯アジアなどで低いです。
南アフリカでは流行の季節が始まりました。
オーストラリアでも流行が始まりつつあります。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2011_07_01_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【6月21日】
WHOは更新情報(update 136)を発表致しました。
北半球の温暖な地域ではインフルエンザの季節が終わっています。
熱帯諸国での流行は低い状態のままです。
南アフリカではH1N1或は類似症状の急激な増加が報告されています。
南半球の温暖な地域での流行は低い状態のままです。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2011_06_17_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【6月10日】
WHOは更新情報(update 135)を発表致しました。
北半球の温暖な地域ではインフルエンザの季節がほぼ終わっていますし、アメリカ大陸と
サハラ以南の熱帯諸国では減少し続けています。
南アフリカで主にH1N1の増加が報告されています。その他の南半球の温暖な地域
ではまだ季節性の流行は始まっていないようです。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2011_06_03_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【5月23日】
WHOは更新情報(update 134)を発表致しました。
北半球の温暖な地域ではインフルエンザの季節がほぼ終わっていますし、南半球の温暖な地域
ではまだ始まっていません。
一部の熱帯地域(ドミニカ、ベネズエラ、ジャマイカ、ルワンダ、マダガスカル)では
若干の流行が見られます。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2011_05_20_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【5月9日】
WHOは更新情報(update 133)を発表致しました。
前回の更新と同じく、世界的に大きな流行はなく減少傾向です。
流行が減少するにつれて、B型がA型に比較して検出されるようになりました。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2011_05_06_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【4月27日】
WHOは更新情報(update 132)を発表致しました。
前回の更新と同じく、世界的に大きな流行はなく減少傾向です。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/latest_update_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【4月12日】
WHOは更新情報(update 131)を発表致しました。
世界的に大きな流行はありません。北半球の温暖な地域では流行の季節が終わるレベルに
なっています。熱帯地域では流行は低いレベルです。
南半球ではまだ流行の季節がまだ始まっていません。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/latest_update_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【3月28日】
WHOは更新情報(update 130)を発表致しました。
北半球の温暖な地域ではピークを過ぎ、減少しています。
米国の肺炎やインフルエンザの死亡率のレベルが高くなっていますが、
インディケータは流行の減少を示しています。
欧州ではピークを過ぎました。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/latest_update_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【3月18日】
WHOは更新情報(update 129)を発表致しました。
北半球ではピークを迎えているか減少しているところですが、北米や東欧では
流行が継続しています。北米の多くはA(H3N2)です。A(H1N1)は欧州や北アジア
で一般的です。Bは欧州で増加していますが、多くの地域で一般的になりつつ
あります。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/latest_update_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【2月28日】
WHOは更新情報(update 128)を発表致しました。
北米で増加しています(A(H3N2)が主、A(H1N1)、B型)。
西欧では重篤な例は増加していますが、流行はピークに達したようです。
熱帯地機での流行は減っています。南の温帯地域では殆どありません。
しかしオーストラリアでは少ないですが継続しています(A型)。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/latest_update_GIP_surveillance/en/index.html
<追記>
渡航医学会からお知らせを頂きました。
「新型インフルエンザ専門家会議意見書―新型インフルエンザ対策行動計画に対する
新型インフルエンザ専門家会議としての見直し意見―」が本日公表となったそうです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000ahdf.html#shingi18
***********************************
【2月17日】
WHOは更新情報(update 127)を発表致しました。
欧州大陸、特に中部・南部・東部で増加しています。南アジアの数ヶ国でA(H1N1)による
増加が見られました。他の熱帯地域や南半球の温暖な地域では報告されていません。
北米、特に米国ではH1N1の若干の増加がありました。
北アフリカや中東ではピークを過ぎ、減少しています。
北アジアのいくつかの国ではH1N1の増加があり、一部にはインフルエンザ様疾患の増加
が見られます。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2011_02_11_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【2月4日】
WHOは更新情報(update 126)を発表致しました。
北米や英国ではインフルエンザの流行が減少しているようですが、欧州大陸や
熱帯地域(南アジア)では増加が報告されています。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2011_01_28_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【1月24日】
WHOは更新情報(update 125)を発表致しました。
北米はインフルエンザA(H3N2)(及び少数のB)の増加が報告されています。
また英国では、インフルエンザA(H1N1)(及び少数のB)の重篤な事例が増加しています。
熱帯地域と南半球の温暖な地域での流行は報告されていません。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2011_01_14_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【1月4日】
WHOは更新情報(update 124)を発表致しました。
北半球は季節性インフルエンザの季節を迎え、特に北米や英国などで増加しています。
また中東や北アジアでは比率は低いですが増加しています。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2010_12_30_GIP_surveillance/en/index.html#
***********************************
【2010年12月22日】
WHOは更新情報(update 122, 123)を発表致しました。
インフルエンザは、欧州、特に英国で増えています。また、東アジアや北米
などの北半球の温暖な地域で増加しています。
世界的には、インフルエンザA(H3N2)、B及びH1N1(2009)が流行しています。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2010_12_17_GIP_surveillance/en/index.html
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2010_12_03_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【11月30日】
WHOは更新情報(update 121)を発表致しました。
インフルエンザは、熱帯アジアや温暖な南アメリカ大陸を除き、依然として
活動水準が低い状態が続いています。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2010_11_22_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【11月11日】
WHOは更新情報(update 120)を発表致しました。
インフルエンザは、東南アジアやアメリカ大陸の熱帯地域を除き、
依然として活動水準が低い状態が続いています。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2010_11_08_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【11月1日】
WHOは更新情報(update 119)を発表致しました。
インフルエンザは、南半球の温暖地域では減少し続けています。
北半球の温暖地域では、活動水準はまだ低いです。
インフルエンザA(H3N2)が最も頻繁に検出されるウィルスで、
インフルエンザA(H3N2)のウィルスの大部分は、A/Perth/16/2009-like
(季節のワクチンに含まれるウィルス株)です。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2010_10_20_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【10月13日】
WHOは更新情報(update 118)を発表致しました。
インフルエンザは、南半球の多くの温暖地域では減少しています。
北半球の温暖地域では、本格的な流行はまだ始まっていないようです。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2010_10_08_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【9月29日】
WHOは更新情報(update 117)を発表致しました。
インフルエンザは、温暖な南半球の地域と、アジア特に南および東南アジアの地域での
活動が活発です。
<原文>
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2010_09_24_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【9月17日】
<FORTH情報(関西空港検疫所)(WHO更新情報(update 116)>
現在インフルエンザは南半球温帯地域および南アジアにおいて非常に高い活動性を示して
います。
依然として、インド全域で新型インフルエンザH1N1(2009)が猛威をふるっており、かなり
の数の死者が出ています。
チリでは、最近2週間で呼吸器疾患が著しく増加しています。
6月と7月に呼吸器疾患のピークを迎えることが多い同国で、9月にこれだけの活動性を
示すのは極めてまれなことです。
今シーズンは新型H1N1(2009)が大部分を占めていましたが、ここ数週でB型およびA型
(H3N2)に移行しつつあります。
小児を中心に、RSウイルス感染例も増加しています。
オーストラリアでは、8月、9月を通してインフルエンザ症例が増加していましたが、
インフルエンザ様疾患で救急外来を訪れる患者数が頭打ちになった地域もあるようです。
インフルエンザの活動性は、概ね昨冬よりもずっと低い状態です。
新型H1N1(2009)が大部分を占めていますが、B型も検出されています。
ニュージーランドでは、基準値を大きく上回る地域も見られるものの、8月最終週には
インフルエンザの活動性が低下しました。
同国でも、新型H1N1(2009)が大部分を占めています。
最後にアフリカにおける流行状況です。
中央アフリカ共和国で初となる新型H1N1(2009)が検出されました。
南アフリカ共和国では、2週連続でインフルエンザの患者数が減少しています。
同国では今冬を通してB型が大部分を占めていましたが、ここ数週は新型H1N1(2009)が
増加しており、A型(H3N2)も少数ながら検出されています。
http://www.forth.go.jp/keneki/kanku/info/2010/94.htm
***********************************
【9月13日】
WHOは更新情報(update 116)を発表致しました。また、今後は隔週で更新することや、
掲載サイトの変更も発表致しました(「Disease Outbreak News」サイト→「Disease
covered by GAR (Global Alert and Response)」サイト)。
インフルエンザは、南アジア(インド)及び南半球の温帯地方(チリ、オーストラリア、
ニュージーランド、アフリカ)での活動が活発です。
http://www.who.int/csr/disease/influenza/2010_09_10_GIP_surveillance/en/index.html
***********************************
【9月6日】
<FORTH情報(WHO更新情報(update 115)>
インドおよび南半球温帯地域(とくにニュージーランドと最近ではオーストラリア)
の一部では、引き続きインフルエンザH1N1(2009)の流行が見られます。
インドでは、5月下旬と6月に南部ケーララ州で始まった(モンスーンの始まりも
同時期でした)インフルエンザH1N1(2009)の全国的な流行は、首都のみならず
西部および南部のいくつかの州で局地的な流行が続いています。
西部のマハーラーシュトラ州で最も多くの症例数(死亡例を含む)が報告されていますが、
8月中旬に入り週毎の新規報告数の増加率は鈍化していると考えられ、流行が峠を越えた
可能性があります。
8月第3週に入り、他の多くの州、とくに西部や北部の州から少数ながら新規報告例が
相次いでおり、活動性は低いものの流行の地理的広がりが示唆されています。
7月下旬以降、検出されたインフルエンザウイルスの大部分がH1N1(2009)でした。
ニュージーランドでは、8月第3週の時点で、インフルエンザ様疾患(ILI)での受診
件数が4週連続で同時期の基準値を上回っていますが、増加率は鈍化してきており、
数週先には流行がピークを迎える可能性があります。
いくつかの地域(とくにホークス・ベイ、ハット・バレー、ロトルア湖周辺が最も顕著)
では、ILIでの受診件数が昨冬のパンデミック期における全国レベルでのピーク値と同等か、
それを上回っています。
現在の流行において検出されたインフルエンザウイルスの大部分がH1N1(2009)でした。
オーストラリアでは、8月に入り2週間でインフルエンザの活動性が増加してきています
が、全国レベルでのILIによる受診件数は、依然として昨冬のパンデミック期よりも低い
状態が続いています。
最近検出されたインフルエンザウイルスの大部分がH1N1(2009)ですが、季節性H3N2も
少数ながら検出されています。
注目すべきは、H1N1(2009)に対する予防接種を受けていない人々のILIでの受診件数が、
最近になって増加していることです。
***********************************
【8月30日】
WHOはpost-pandemicの更新情報(update 115)を発表致しました。
インドと南半球の一部、特にニュージーランドと最近はオーストラリア
では引き続きウィルスの伝染が強い状況が続いています。
http://www.who.int/csr/don/2010_08_27/en/index.html
***********************************
【8月23日】
WHOはpost-pandemicの更新情報(update 114)を発表致しました。
インドとニュージーランドの一部地域では先週に引き続きウィルスの
伝染が強い状況が続いています。
http://www.who.int/csr/don/2010_08_20/en/index.html
<FORTH情報>
ニュージーランドとインドの状況は先週から大きく変化はありません。
インフルエンザH1N1(2009)ウイルスの感染は、インドとニュージー
ランドの一部の地域で依然として局地的に流行しています。
ニュージーランドでは、2010年8月の第1週に、インフルエンザ様
疾患(ILI)での受診率が急激に増加しました。
インフルエンザH1N1(2009)ウイルスの感染は、昨冬のパンデミック
時にさほど流行しなかった地域で流行が見られるようですが、全国的には
ILIでの受診率、H1N1ウイルス感染による重症例、死亡例いずれも昨冬の
パンデミック時を下回る状態が続いています。
インドでは、H1N1(2009)のコミュニティレベルでの感染は現在も活発で、
いくつかの州では中程度ですが、特にマハーラシュトラ州と西部と南部の
いくつかの州(グジャラート州、アンドラプラデシ州、カルナタカ州、
タミールナドゥ州)で活発です。その他の州では流行は安定もしくは
衰えてきたようです。
季節性のB型インフルエンザウイルスも最近インドで流行していますが、
H1N1(2009)ウイルスよりも低いレベルです。
***********************************
【8月16日】
WHOはpost-pandemicの更新情報(update 113)を発表致しました。
インドとニュージーランドの一部地域では引き続きウィルスの伝染が強い
状況が続いています。
http://www.who.int/csr/don/2010_08_13/en/index.html
***********************************
【8月11日】
WHOは世界各国の専門家からなる緊急委員会を開催した後、新型インフルエンザの
パンデミックの終息を宣言致しました。
これにともない、警戒水準はフェーズ6(pandemic)からパンデミック後(post-pandemic)に
変更されましたが、引き続き警戒が必要との注意喚起も行われました。
(Margaret Chan事務局長の発表(文章))
http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2010/h1n1_vpc_20100810/en/index.html
(Margaret Chan事務局長の発表(音声))
http://www.who.int/mediacentre/multimedia/swineflupressbriefings/en/index.html
***********************************
【8月9日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_08_06/en/index.html
【現在の死者数(8月1日) 18,449人超】(Update 112)
WHOアフリカ地域 168人(5月23日以降更新なし)
WHOアメリカ地域 8,533人超
WHO地中海東岸地域 1,019人(3月7日以降更新なし)
WHOヨーロッパ地域 4,879人超
WHO東南アジア地域 1,992人
WHO西太平洋地域 1,858人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
(ご参考)FORTH海外感染症情報
http://www.forth.go.jp/keneki/kanku/info/2010/75.htm
***********************************
【8月2日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_07_30/en/index.html
【現在の死者数(7月25日) 18,398人超】(Update 111)
WHOアフリカ地域 168人(5月23日以降更新なし)
WHOアメリカ地域 8,532人超
WHO地中海東岸地域 1,019人(3月7日以降更新なし)
WHOヨーロッパ地域 4,879人超
WHO東南アジア地域 1,945人
WHO西太平洋地域 1,855人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
(ご参考)FORTH海外感染症情報
http://www.forth.go.jp/keneki/kanku/info/2010/71.htm
***********************************
【7月26日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_07_23a/en/index.html
【現在の死者数(7月18日) 18,366人超】(Update 110)
WHOアフリカ地域 168人(5月23日以降更新なし)
WHOアメリカ地域 8,525人超
WHO地中海東岸地域 1,019人(3月7日以降更新なし)
WHOヨーロッパ地域 4,879人超
WHO東南アジア地域 1,923人
WHO西太平洋地域 1,852人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
(ご参考)FORTH海外感染症情報
http://www.forth.go.jp/keneki/kanku/info/2010/67.htm
***********************************
【7月20日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_07_16/en/index.html
【現在の死者数(7月12日) 18,337人超】(Update 109)
WHOアフリカ地域 168人(5月23日以降更新なし)
WHOアメリカ地域 8,523人超
WHO地中海東岸地域 1,019人(3月7日以降更新なし)
WHOヨーロッパ地域 4,879人超
WHO東南アジア地域 1,900人
WHO西太平洋地域 1,848人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【7月12日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_07_09/en/index.html
【現在の死者数(7月4日) 18,311人超】(Update 108)
WHOアフリカ地域 168人(5月23日以降更新なし)
WHOアメリカ地域 8,516人超
WHO地中海東岸地域 1,019人(3月7日以降更新なし)
WHOヨーロッパ地域 4,879人超
WHO東南アジア地域 1,883人
WHO西太平洋地域 1,846人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【7月5日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_07_02/en/index.html
【現在の死者数(6月27日) 18,239人超】(Update 107)
WHOアフリカ地域 168人(5月23日以降更新なし)
WHOアメリカ地域 8,462人超
WHO地中海東岸地域 1,019人(3月7日以降更新なし)
WHOヨーロッパ地域 4,879人超
WHO東南アジア地域 1,866人
WHO西太平洋地域 1,845人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【6月28日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_06_25/en/index.html
【現在の死者数(6月20日) 18,209人超】(Update 106)
WHOアフリカ地域 168人(5月23日以降更新なし)
WHOアメリカ地域 8,450人超
WHO地中海東岸地域 1,019人(3月7日以降更新なし)
WHOヨーロッパ地域 4,879人超
WHO東南アジア地域 1,852人
WHO西太平洋地域 1,841人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【6月21日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_06_18/en/index.html
【現在の死者数(6月13日) 18,172人超】(Update 105)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,427人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,879人超
WHO東南アジア地域 1,838人
WHO西太平洋地域 1,841人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【6月14日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_06_11/en/index.html
【現在の死者数(6月6日) 18,156人超】(Update 104)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,423人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,879人超
WHO東南アジア地域 1,829人
WHO西太平洋地域 1,838人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【6月8日】
最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_06_04/en/index.html
【現在の死者数(5月30日) 18,138人超】(Update 103)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,410人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,878人超
WHO東南アジア地域 1,825人
WHO西太平洋地域 1,837人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【5月31日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_05_28/en/index.html
【現在の死者数(5月23日) 18,114人超】(Update 102)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,401人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,878人超
WHO東南アジア地域 1,814人
WHO西太平洋地域 1,834人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【5月24日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_05_21/en/index.html
【現在の死者数(5月16日) 18,097人超】(Update 101)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,396人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,874人超
WHO東南アジア地域 1,808人
WHO西太平洋地域 1,832人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【5月17日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_05_14/en/index.html
【現在の死者数(5月9日) 18,036人超】(Update 100)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,361人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,861人超
WHO東南アジア地域 1,798人
WHO西太平洋地域 1,829人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【5月10日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_05_07/en/index.html
【現在の死者数(5月2日) 18,001人超】(Update 99)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,357人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,860人超
WHO東南アジア地域 1,787人
WHO西太平洋地域 1,810人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【5月6日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_04_30a/en/index.html
【現在の死者数(4月25日) 17,919人超】(Update 98)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,316人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,835人超
WHO東南アジア地域 1,773人
WHO西太平洋地域 1,808人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【4月26日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_04_23a/en/index.html
【現在の死者数(4月18日) 17,853人超】(Update 97)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,309人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,783人超
WHO東南アジア地域 1,769人
WHO西太平洋地域 1,805人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域:なし
同じく初の死者を報告した国や地域:なし
***********************************
【4月19日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_04_16/en/index.html
【現在の死者数(4月11日) 17,798人超】(Update 96)
WHOアフリカ地域 168人
WHOアメリカ地域 8,274人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,776人超
WHO東南アジア地域 1,757人
WHO西太平洋地域 1,804人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。ギニア(西アフリカ)
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。サントメ・プリンシペ(西アフリカのギニア湾)
***********************************
【4月12日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_04_09/en/index.html
【現在の死者数(4月4日) 17,700人超】(Update 95)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 8,217人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,763人超
WHO東南アジア地域 1,733人
WHO西太平洋地域 1,801人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【4月5日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_04_01/en/index.html
【現在の死者数(3月28日) 17,483人超】(Update 94)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 8,175人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,669人超
WHO東南アジア地域 1,726人
WHO西太平洋地域 1,727人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【3月29日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_03_26/en/index.html
【現在の死者数(3月21日) 16,931人超】(Update 93)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 7,673人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,637人超
WHO東南アジア地域 1,709人
WHO西太平洋地域 1,726人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【3月23日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_03_19/en/index.html
【現在の死者数(3月14日) 16,813人超】(Update 92)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 7,622人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,596人超
WHO東南アジア地域 1,691人
WHO西太平洋地域 1,718人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【3月15日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_03_12/en/index.html
【現在の死者数(3月7日) 16,713人超】(Update 91)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 7,576人超
WHO地中海東岸地域 1,019人
WHOヨーロッパ地域 4,571人超
WHO東南アジア地域 1,664人
WHO西太平洋地域 1,716人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【3月8日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_03_05/en/index.html
【現在の死者数(2月28日) 16,455人超】(Update 90)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 7,539人超
WHO地中海東岸地域 1,018人
WHOヨーロッパ地域 4,388人超
WHO東南アジア地域 1,633人
WHO西太平洋地域 1,710人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【3月1日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_02_26/en/index.html
【現在の死者数(2月21日) 16,226人超】(Update 89)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 7,484人超
WHO地中海東岸地域 1,018人
WHOヨーロッパ地域 4,266人超
WHO東南アジア地域 1,601人
WHO西太平洋地域 1,690人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。ニジェール
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【2月22日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_02_19/en/index.html
【現在の死者数(2月14日) 15,921人超】(Update 88)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 7,433人超
WHO地中海東岸地域 1,018人
WHOヨーロッパ地域 4,056人超
WHO東南アジア地域 1,562人
WHO西太平洋地域 1,685人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【2月19日】
◆2月16日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからWHOの更新情報
(update 85,86,87)の邦訳が発表されましたので、ご確認下さい。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2010who/update87.html
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2010who/update86.html
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2010who/update85.html
***********************************
【2月15日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_02_12/en/index.html
【現在の死者数(2月7日) 15,292人超】(Update 87)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 7,261人超
WHO地中海東岸地域 1,018人
WHOヨーロッパ地域 3,648人超
WHO東南アジア地域 1,523人
WHO西太平洋地域 1,675人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。セネガル
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【2月8日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_02_5/en/index.html
【現在の死者数(1月31日) 15,174人超】(Update 86)
WHOアフリカ地域 167人
WHOアメリカ地域 7,261人超
WHO地中海東岸地域 1,014人
WHOヨーロッパ地域 3,605人超
WHO東南アジア地域 1,474人
WHO西太平洋地域 1,653人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。モーリタニア、チャド
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【2月1日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_01_29/en/index.html
【現在の死者数(1月24日) 14,711人超】(Update 85)
WHOアフリカ地域 133人
WHOアメリカ地域 7,166人超
WHO地中海東岸地域 1,002人
WHOヨーロッパ地域 3,429人超
WHO東南アジア地域 1,426人
WHO西太平洋地域 1,555人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。キプロス、ナイジェリア
***********************************
【1月27日】
◆1月26日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからWHOの更新情報(update 84)
の邦訳が発表されましたので、そのまま掲載致します。
尚、感染症例数情報は省略させて頂きます。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2010who/update84.html
update 84
2010年1月17日現在、世界で209以上の国、自治領、地域から、14,142症例以上の死亡
例を含む、実験室診断により確定されたパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009の症例が
報告されている。
WHOはWHOの地域事務所や加盟国と連絡を密に取り、複数のデータをモニタリングし
て、パンデミックインフルエンザの流行状況を監視している。
Situation update:
全体のパンデミックインフルエンザの状況は先週と大きな変化は無い。現在パンデミック
インフルエンザが流行している地域は北アフリカ、南アジア、ヨーロッパ東部の一部であ
る。北半球のパンデミックインフルエンザの流行は2009年10月後半から11月後半にかけ
てピークを迎え、その後継続的に減少している。
北アフリカでは全地域でインフルエンザウイルスの感染伝播は認められるものの、ほとん
どの地域でピークを越えた模様である。2010年1月前半は、リビアからのみ急性呼吸器疾
患(ARI)患者数の増加が報告されている。エジプトからはARI患者数の減少が報告されてお
り、1月に入ってからの流行の減少を示している。西アジアでも、ウイルスの感染伝播は認
められるが、流行は減少している。
南アジアでは、北部、西部で引き続きパンデミックインフルエンザウイルスの感染伝播が
起こっているが、流行は最近ピークを越えた。インドでは、流行は北部、西部の州に集中
していたが、北部は12月中旬、西部は1月初旬にピークを越えた。ネパールでは2009年
10月から続くインフルエンザの流行と呼吸器疾患患者報告数の増加は引き続き認められて
いる。
ヨーロッパでは、ポーランド、オーストリア、エストニア、ルーマニア、ハンガリー、モ
ルドバにおいて感染伝播が起こっているが、ルーマニアを除きインフルエンザ様症状(ILI)
患者報告数は11月のピーク以降減少している。検査した検体のうちパンデミックインフル
エンザ陽性の割合が20%まで低下した(2009年11月のピーク時は45%)。現在ヨーロッパ
で検出されているインフルエンザウイルスのほとんどがパンデミックウイルスで、季節性
インフルエンザウイルスは、検出されて入るものの散発的である。
東アジアでも、インフルエンザの流行は認めるが、その程度は低下している。モンゴルで
は1月上旬に呼吸器疾患患者報告数が増加し、ILI患者数も2009年10月以降季節性のベー
スラインレベルを上回っているが、11月のピーク以降その値は減少し続けている。日本で
は2009年11月のピーク以来流行は減少しているが、沖縄県だけは12月後半に流行の増加
が認められた。中国、韓国、香港では感染伝播は広範囲で認められているが、流行そのも
のはおさまっている。東アジア地域では、パンデミックインフルエンザウイルスが優勢で
あるが、中国北部では、少ない数ではあるが、季節性インフルエンザH3N2ウイルスの流行
が報告されている。
アメリカ大陸地域では、温帯地域、熱帯地域を問わず、全体としてインフルエンザの流行
は低い。
南半球の温帯地域では、依然として散発的なパンデミックインフルエンザ症例の報告があ
るが、大きな流行は認められていない。
◆1月26日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからWHOの更新情報(update 83)
の邦訳が発表されましたので、そのまま掲載致します。
尚、感染症例数情報は省略させて頂きます。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2010who/update83.html
update 83
2010年1月10日現在、世界で208以上の国、自治領、地域から、13,554症例以上の死亡
例を含む、実験室診断により確定されたパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009の症例が
報告されている。
WHOはWHOの地域事務所や加盟国と連絡を密に取り、複数のデータをモニタリングし
て、パンデミックインフルエンザの流行状況を監視している。
Situation update:
現在パンデミックインフルエンザが流行している地域は北アフリカ、南アジア、ヨーロッ
パ東部及び東南部である。
北アフリカではモロッコ、アルジェリア、エジプトでパンデミックインフルエンザが流行
している。北アフリカ、西アジアでは検出されているインフルエンザウイルスのほとんど
がパンデミックウイルスで、季節性インフルエンザウイルスは、検出されて入るものの散
発的である。
南アジアのネパールでは急性呼吸器疾患(ARI)の報告数が増加している。12月下旬に流行の
ピークを迎えたインドでは、地域によっては流行の程度が違っている(西部では活発だが、
東部、南部ではほとんど認められていない)。スリランカでも、12月に呼吸器疾患の増加傾
向を認めていたが、現在は落ち着いてきている。
ヨーロッパでは、全体としては11月以降パンデミックインフルエンザの患者数は減少を続
けている。呼吸器疾患患者数の若干の増加を報告している国は、ルーマニア、ウクライナ、
トルコ、スイスであるが、これらの国々でのインフルエンザ様疾患(ILI)患者数、ARI患者
数は減少傾向にある。ルーマニア、グルジア、ドイツ、フランスからは、検査した検体の
うちパンデミックインフルエンザが25%以上を占めたと報告が来ているが、ヨーロッパ全
体としてはピーク時の45%(2009年11月)から22%へと低下している。
東アジアでも、インフルエンザの流行は認めるが、その程度は低下している。日本では2009
年11月のピーク以来流行は減少している。中国でも同様に流行は減少傾向であるが、地域
差が認められる。香港では、流行が緩やかではあるが増加している。しかし、2009年の9
月から10月にかけて認めた大流行と比べればその程度はかなり低い。モンゴルでは、ILI
患者数が2009年10月以降季節性のベースラインレベルを上回っているが、11月のピーク
以降その値は減少し続けている。韓国では2010年1月上旬に、一部地域で呼吸器疾患の増
加傾向が認められた。東アジア地域では、パンデミックインフルエンザウイルスが優勢で
あるが、中国北部では、少ない数ではあるが、季節性インフルエンザH3N2ウイルスの流行
が報告されている。
アメリカ大陸地域では、メキシコ北部、中央部で若干の流行があるようだが、全体として
はインフルエンザの流行は低い。
南半球の温帯地域では、依然として散発的なパンデミックインフルエンザ症例の報告があ
るが、大きな流行は認められていない。これは、冬季に大きな流行を認めた地域では、集
団免疫のレベルが持続的な感染伝播を妨げるのに十分なレベルに達していることを示唆す
る。
***********************************
【1月25日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_01_22/en/index.html
【現在の死者数(1月17日) 14,142人超】(Update 84)
WHOアフリカ地域 131人
WHOアメリカ地域 7,094人超
WHO地中海東岸地域 941人
WHOヨーロッパ地域 3,099人超
WHO東南アジア地域 1,366人
WHO西太平洋地域 1,511人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。マリ
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。スーダン
***********************************
【1月18日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_01_15/en/index.html
【現在の死者数(1月10日) 13,554人超】(Update 83)
WHOアフリカ地域 131人
WHOアメリカ地域 7,016人超
WHO地中海東岸地域 883人
WHOヨーロッパ地域 2,788人超
WHO東南アジア地域 1,289人
WHO西太平洋地域 1,447人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとお
り。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。スーダン
◆1月17日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからの更新情報(29、流行状況)
がありましたので記事をそのまま掲載致します。図は省略させて頂きますので、詳しくは
感染症情報センターのホームページにアクセスして下さい(以下同じ)。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009idsc/09idsc29.html
国内の状況
1. 定点サーベイランスによる現状とインフルエンザ様疾患発生報告(図1)
感染症発生動向調査によるインフルエンザの報告は第51週(12月14日から12月20日)
の1週間に108,071例で、定点あたりの報告数(1週間の1医療機関当たりへの受診患者数)
は22.44で3週連続の減少となった
(http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/01flu.html)。この報告に基づいた第
51週(12月14日から12月20日)における患者数の推計は全国に約107万例であった。
都道府県別では、インフルエンザの発生報告は福島県、山梨県、沖縄県で微増し、これら
以外の都道府県で減少している。定点あたりの発生報告は福井県(43.22)、宮崎(41.81)、
福島(38.99)の順に大きく、北海道(11.07)、東京(12.26)、大阪(16.26)の順に小さ
い(詳しくはインフルエンザ流行レベルマップを参照)。
厚生労働省結核感染症課が取りまとめているインフルエンザ様疾患発生報告の2009/2010
年シーズン第8報によると、51週では全国で学級閉鎖学校数が4,945校、学年閉鎖学校数
が1,777校、休校数が400校であった。前週と比べて学級閉鎖校数、学年閉鎖校数及び休
校数の全てが3週連続で減少した。前シーズン(2008/2009年シーズン)との比較は高等学
校の報告が本年21週より加わったり、自治体により学級閉鎖等の基準を前年と異なる対応
等をしていたりするため、十分な考慮が必要である。
2. パンデミックインフルエンザによる入院患者数の概況等(厚生労働省発表資料参照)
厚生労働省の公表によると、パンデミックインフルエンザによる入院患者数の報告数は12
月16日から12月22日に363例の報告があった。入院した患者の年齢は5〜9歳が138人
(38%)で最も多く、次いで1〜5歳未満96人(26%)、10〜14歳が38人(10%)の順であっ
た。入院患者のうち急性脳症の罹患は16人(4%)、入院患者のうち人工呼吸器の利用は15
人(4%)であった。12月22日までに入院した患者累計(7月28日時点で入院中の患者ま
たは7月29日以降に入院した患者の累計数)は13,784人となり、このうち基礎疾患を有
する者4,857人では、慢性呼吸器疾患が3,131人(64%)と最も多い。
同期間における死亡者は12月22日現在で128人報告され、うち112人が入院患者、16人
が入院患者以外である。死亡者(128人)のうち93人(73%)に基礎疾患があった。また、
クラスターサーベイランスは12月14日より厚生労働省の運用方法が変更された(通知参
照)。運用にあたり、報告は医療機関および社会福祉施設等における集団発生報告となたっ
た。50週(12月7日から13日)の集団発生報告は医療機関が7施設、社会福祉施設が955
施設であった。
3. インフルエンザウイルス分離・検出状況(図2)
病原微生物検出情報によると、全国で2009年19週から51週までに採取された検体から分
離・検出されたインフルエンザウイルスの型・亜型別内訳では、ほとんどがパンデミック
インフルエンザウイルスAH1pdmである(図2)。
世界の状況 (詳細はWHO:パンデミック(H1N1)2009-更新80を参照)
北半球の温帯地域では、パンデミックウイルスの感染伝播は広い範囲で起こっているが、
ほとんどの地域で極期を迎えたと思われる。ヨーロッパでは、インフルエンザA陽性検体
のうち、98%以上がパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009ウイルスで、季節性インフル
エンザウイルス(H1N1, H3N2, B型)もわずかではあるが継続的に検出されている。南半球の
温帯地域では、パンデミックインフルエンザの活動は散発例しか報告されておらず、集団
発生は認められていない。
***********************************
【1月15日】
◆1月14日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからWHOの更新情報(update 82)
の邦訳が発表されましたので、そのまま掲載致します。
尚、感染症例数情報は省略させて頂きます。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2010who/update82.html
update 82 (2010年1月8日)
2010年1月3日現在、世界で208以上の国、自治領、地域から、12,799症例以上の死亡例
を含む、実験室診断により確定されたパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009の症例が報
告されている。
WHOはWHOの地域事務所や加盟国と連絡を密に取り、複数のデータをモニタリングし
て、パンデミックインフルエンザの流行状況を監視している。
Situation update:
現在パンデミックインフルエンザの感染伝播が最も活発に発生している地域はヨーロッパ
中央部、東部、東南部と北アフリカ、南アジアである。
ヨーロッパでは、大陸全土で依然パンデミックインフルエンザの感染伝播は続いており、
最近呼吸器疾患患者数の急激な増加を報告したポーランド、セルビア、ウクライナ、グル
ジアといったヨーロッパ中央部、東部、東南部の国々では引き続きウイルスの循環が続い
ている。先週1週間の間に、患者から採取したサンプルを20検体以上検査している国のう
ち、パンデミックインフルエンザウイルス陽性となった検体の割合が多かった国はギリシ
ャ(72%)、グルジア(54%)、スイス(49%)、ポルトガル(48%)、ドイツ(48%)、ルクセンブル
ク(40%)、ルーマニア(30%)、ポーランド(25%)、アルベニア(23%)であった。西部、北部
ヨーロッパのほとんどの国々では、インフルエンザ様疾患(ILI)患者、および急性呼吸器疾
患(ARI)患者の発生率は継続して減少しており、多くに地域でその流行の程度が基線近くま
でに戻っている。季節性インフルエンザ(H3N2)は西ヨーロッパで散発的に認められている
が、ごく稀である。ヨーロッパ諸国におけるパンデミックインフルエンザ粗死亡率(パンデ
ミックインフルエンザ関連死亡者数を百万人で割った数)を世界各国のそれと比較すると
同程度であり、死亡率は世界中で同程度と考えられる。
アフリカ北部と西アジアからの限られた情報によると、これらの地域では、インフルエン
ザの感染伝播は引き続き起こっていると考えられる。西アジア地域では既に極期を迎えた
ようであるが、北アフリカ、特にエジプトからは呼吸器疾患患者数の増加が引き続き報告
されている。アルジェリアとモロッコでは11月から12月にかけてILI患者数とパンデミ
ックインフルエンザウイルスの検出数が高かったが、その後ピークを迎えたようである。
南アジアでは、地域全体、特に呼吸器疾患患者数の増加を報告している北インド地域、ネ
パール、スリランカでパンデミックインフルエンザの感染伝播及び流行が続いている。東
南アジアでの感染伝播は地域的あるいは広域に起こっているが、流行の程度は差はあるも
のの低く保たれている。ここ3週間タイの一部の地域ではILIの報告数が増加している。
ベトナムでは9月から11月にかけて流行を認めていたが、12月に入り落ち着いた。ラオス、
カンボジアでも、12月に入ってからの呼吸器疾患患者数の報告数は減少している。
東アジアでも、インフルエンザの感染伝播は地域全域で認めているが、流行は落ち着いて
きている。日本、中国南部、台湾、香港ではインフルエンザ、およびILI患者数は継続的
に減少している。検出されるウイルスは、パンデミックインフルエンザウイルスが優勢で
はあるが、中国北部では季節性インフルエンザウイルス(H3N2)が、割合としては少ないが
検出されている。モンゴルでは再びILI発生率の若干の増加が認められている。
中央アジアでは、ウズベキスタンでは11月、キルギスタンでは12月初旬に呼吸器疾患患
者数がピークを超えて以来、ILI,ARIの発生は減少している。
アメリカ大陸では、熱帯地帯でも北部の温帯地帯でも、パンデミックインフルエンザの流
行は低い。北米ではメキシコが10月初旬、アメリカが10月中旬、カナダが10月下旬にそ
れぞれピークを迎えた。これらの国々では、予想通り春から夏にかけて認めた流行よりも、
秋から冬の流行期間のほうが患者数が多かった。カナダでは、通常より早い時期でのイン
フルエンザシーズンを終え、ILI発生率は例年レベルを下回った。
南半球の温帯地域では、パンデミックインフルエンザの活動は散発例しか報告されておら
ず、集団発生は認めていない。これは、ウイルスの感染伝播力が弱くなる夏季においては、
すでに大きな流行を認め、多くの人が感染したことにより集団免疫が期待できる集団では、
ウイルスの持続的感染伝播を防御することが可能であることを示している。
***********************************
【1月13日】
◆1月12日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからWHOの更新情報
(update 79,80,81)の邦訳が発表されましたので、そのまま掲載致します。
尚、感染症例数情報は省略させて頂きます。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009who/update81.html
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009who/update80.html
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009who/update79.html
update 81 (2009年12月30日)
2009年12月27日現在、世界で208以上の国、自治領、地域から、12,220症例以上の死亡
例を含む、実験室診断により確定されたパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009の症例が
報告されている。
WHOはWHOの地域事務所や加盟国と連絡を密に取り、複数のデータをモニタリングし
て、パンデミックインフルエンザの流行状況を積極的に監視している。
Situation update:
現在、世界中でパンデミックインフルエンザが最も流行しているのは中央ヨーロッパおよ
び東ヨーロッパである。インフルエンザ様症状(ILI)や急性呼吸器疾患(ARI)の発症率がグ
ルジア、モンテネグロ、ウクライナの少なくとも3つの東欧諸国で集中的に増加している。
パンデミックインフルエンザの流行による呼吸器疾患の高い頻度での発生が東部、南部ヨ
ーロッパで認められており、特にギリシャの一部、ポーランド、ブルガリア、セルビア、
ウクライナ、ロシア連邦のウラル地方でその傾向が著明である。西ヨーロッパでもパンデ
ミックインフルエンザの感染伝播は依然広い範囲で起こっている。しかし、全体としては
極期を過ぎたと思われる。20以上の検体を検査している21カ国のうち、少なくとも13カ
国がインフルエンザ検査陽性率が30%程度と報告しており、本格的な流行時期の70%と比較
し低くなっている。西ヨーロッパで検出されたインフルエンザウイルスは全てパンデミッ
ク(H1N1)2009ウイルスであったが、ロシアでは1%未満ではあるものの季節性インフルエン
ザも検出されている。また、限られた情報源ではあるが、北アフリカの地中海沿岸の国々(ア
ルジェリア、チュニジア、エジプト)でパンデミックインフルエンザの流行が活発になって
いる。
中央アジアでは、パンデミックウイルスの流行は依然起こっているが、場所によって感染
伝播はピークを過ぎた模様である。イスラエル、イラン、イラク、オマーン、アフガニス
タンといった西アジアでも感染伝播はピークを先月越えたようであるが、一部の地域で依
然感染伝播やそれに伴う呼吸器疾患の流行が続いており、例年のレベルにまではまだ下が
っていない。
東アジアでは、インフルエンザの感染伝播は減少傾向である。日本、中国北部および南部、
台湾、香港ではインフルエンザおよびILI患者数は引き続き減少している。モンゴルでは
先月の大流行の後、数週間ILIは減少していたが、今週はやや増加している。南アジアで
は北部インド、ネパール、スリランカで依然パンdネミックインフルエンザの激しい流行
が続いている。中国では検出されたインフルエンザAウイルスのうち約2.5%が季節性イン
フルエンザ(H3N2)となっている。
北米大陸では、パンデミックインフルエンザの感染伝播は広い範囲で起こっているが、基
本的に全ての国で勢いは弱っている。アメリカの定点外来ILI患者数は例年のレベルに下
がり、重症化の指標である入院率、小児死亡率、肺炎とインフルエンザによる死亡者(P&I
致死率)は10月下旬を境に減少した。5−17歳および18−49歳の入院率はここ数年のイン
フルエンザシーズンと比較しはるかに高率であったが、65歳以上でははるかに下回った。
中央、南アメリカとカリブ海諸国の熱帯地域では、全体的に感染伝播は起こっているが、
一部の呼吸器疾患の報告数が増加している数カ国を除き、流行は減少、あるいは横ばいと
なっている。
南半球の温帯地域では、パンデミックインフルエンザの活動は散発例しか報告されておら
ず、集団発生は認めていない。
update 80 (2009年12月23日)
2009年12月20日現在、世界で208以上の国、自治領、地域から、11,516症例以上の死亡
例を含む、実験室診断により確定されたパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009の症例が
報告されている。
WHOはWHOの地域事務所や加盟国と連絡を密に取り、複数のデータをモニタリングし
て、パンデミックインフルエンザの流行状況を監視している。
Situation update:
北半球の温帯地域では、パンデミックウイルスの感染伝播は広い範囲で起こっている。し
かし、北半球のほとんどの地域で極期を迎えたと思われる。流行が遅れて到来した東、及
び中央ヨーロッパ、そして西、中央、南アジアの一部では依然流行は続いている。
アメリカとカナダでは、インフルエンザの感染伝播は続いているが、全体のインフルエン
ザ様疾患(ILI)患者数はアメリカでは季節性のベースラインレベル近くまで、カナダではそ
れ以下のレベルまで下がっている。アメリカでは死亡者数や入院者数は6週前の極期より
徐々に減少しているが、肺炎とインフルエンザによる死亡者(P&I致死率)は11週続けて流
行の閾値を超えている。カナダでは、ILIの発症率、アウトブレイクの発生数、提出された
検体のうちインフルエンザ陽性となる割合が、6週間前の極期以降おおむね減少していた。
カナダの入院患者のうち約53%が基礎疾患を持っており、彼らは基礎疾患を持っていない
グループと比較し高齢で、入院や死亡のリスクが高かった。また、カナダでは、先住民の
入院患者の割合は冬のインフルエンザ流行期間のほうが、夏の流行期間中と比較し、少な
かった(3.9% vs. 20.3%)。
ヨーロッパでは、大陸全土で依然パンデミックインフルエンザの感染は続いているが、ほ
とんどの国で流行は極期を過ぎたようである。少なくとも10カ国が定点での呼吸器感染症
の検体のうち少なくとも30%以上がインフルエンザ陽性であったと報告している。ヨーロッ
パでは、タイピングが行なわれたインフルエンザA陽性検体のうち、98%以上がパンデミ
ックインフルエンザ(H1N1)2009ウイルスであったが、季節性インフルエンザウイルス
(H1N1, H3N2, B型)もわずかではあるが引き続き検出されている。特記すべきは、ハンガリ
ーとモンテネグロでは、流行が引き続き続いており、まだピークを迎えていない点と、セ
ルビア、ウクライナ、グルジア、トルコでは流行の再燃が起こっていることである。最初
に流行を認めた西ヨーロッパ諸国(ベルギー、オランダ、アイルランド、アイスランド)で
は、ILIの比率が季節性のベースライン近くまで下がってきており、北ヨーロッパ諸国では
先月より徐々に流行の程度が弱くなってきている。最近インフルエンザの流行が活発だっ
た中央ヨーロッパ、南ヨーロッパ諸国でも、ほとんどの国で流行が頭打ちになった(アルバ
ニア、チェコ、エストニア)か、減少し始めた(オーストリア、ドイツ、ポーランド、ラト
ビア、クロアチア、スロバキア、ギリシャ)。さらに東では、ロシアで急性呼吸器疾患(ARI)
の報告数が3週間前から継続して減少していると報告している一方、ウクライナやグルジ
アではILIやARIの比率が上昇していると報告しており、状況はまちまちである。ヨーロ
ッパの15カ国でILI発症率がもっとも高かった年齢群が0-4歳、18カ国で5-14歳であっ
た。ヨーロッパにおけるRSV感染者数の報告数が持続して6週間増加しており、いくつか
の国では、その影響で小児のILIの報告数が高くなっている可能性もある。
限られた情報によると、西アジア、及び中央アジアでは、インフルエンザウイルスの流行
はいまだ全域で続いているようであるが、傾向は国によって違うようである。カザフスタ
ンやエジプトからは、呼吸器疾患患者の報告数が依然増加しているが、イスラエル、オマ
ーンは1ヶ月前に極期を記録して以来報告数は減少傾向である。
東アジアの様子は先週とよく似ている。インフルエンザの流行は認めるが、全体的に収ま
ってきている。日本、中国北部、および南部、台湾、モンゴルではインフルエンザ、ILIの
流行は最近極期を迎え、徐々に患者数は減少している。南アジアではインド北部、ネパー
ル、スリランカ、モルジブでインフルエンザの流行が続いている。
中央、南アメリカとカリブ海諸国の熱帯地域では、全体的に感染伝播は起こっているが、
最近呼吸器疾患の報告数が増加しているバルバドス、エクアドルを除き、流行は減少、あ
るいは横ばいとなっている。
update 79 (2009年12月18日)
2009年12月13日現在、世界で208以上の国、自治領、地域から、10,582症例以上の死亡
例を含む、実験室診断により確定されたパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009の症例が
報告されている。
世界各国が、特に軽症例について全例報告を中止しているため、実際に発生している症例
数よりも、報告数ははるかに低くなっていると思われる。WHOはWHOの地域事務局や加盟国
と連絡を密に取り、複数のデータをモニタリングして、パンデミックインフルエンザの流
行状況を監視している。
Situation update:
北半球の温帯地域では、パンデミックウイルスの感染伝播は広い範囲で起こっている。し
かし、ほとんどの地域(特に北米)では極期を迎えた、あるいは過ぎたようである。流行が
遅れて到来したヨーロッパ東南部、中央部、およびアジアの中央部、南部では依然として
流行は続いている。
アメリカとカナダでは、インフルエンザの感染伝播は続いているが、全体のインフルエン
ザ様疾患(ILI)患者はベースライン(平常状態のレベル)まで下がっている。アメリカで
は肺炎とインフルエンザによる死亡者(P&I致死率)は10週続けてエピデミックを示す値
を超えているものの、実験室診断による感染確定者の入院例、死亡例は先月と比較し減少
している。
すでに冬期における感染伝播を北半球の国々が経験した状況での、解析の中間報告では、
百万人当たりの死亡者数で表現されている死亡率は、南半球のそれと同程度であった。夏
に比べ、はるかに多くの人が感染した北半球の冬期でのこの結果は、パンデミックインフ
ルエンザの重症度が変化していないことを示している。
ヨーロッパでは、大陸全土で依然パンデミックインフルエンザの感染は続いている。ヨー
ロッパ北部、西部の少なくとも10カ国から呼吸器感染症の減少が報告されている。前回の
報告から、ILI/ARIの患者数が増加、あるいは極期のプラトーに達している国は、チェコ、
エストニア、ハンガリー、モンテネグロ、スイスといった限られた国々からであった。こ
れらの国々では定点からのインフルエンザウイルス検出率が28-71%であった。北部、東南
部ヨーロッパ、ロシアの一部から呼吸器疾患患者の増加が報告されている。検出されたイ
ンフルエンザAウイルスのうち、99%がパンデミック(H1N1)2009
株であった。ヨーロッパ
では、過去5週間、RSV感染者数が継続して増加しており、いくつかの国では、その影響で
小児のILIの報告数が高くなっている可能性もある。
中央、西部アジアでは、インフルエンザの感染伝播は活発である。ILI/ARIの報告数はカザ
フスタン、キルギスタンで増加しているが、アフガニスタン、オマーン、イスラエルでは、
流行が峠を越えたようである。イラク、ヨルダン、エジプトとその周辺地域でも、インフ
ルエンザウイルスは流行しているが、一部の国ではすでに極期を迎えているようである。
東アジアでは、インフルエンザの流行は全体的に収まってきている。日本では、最近極期
を超え、徐々に患者数は減少している。ILIの報告数は減少しているものの、中国北部、お
よび南部、台湾、モンゴルでは高い値が継続している。南アジアではインド北部、ネパー
ル、スリランカ、モルジブでインフルエンザの活動の上昇が続いている。
中央、南アメリカとカリブ海諸国の熱帯地域では、全体的に感染伝播は起こっているが、
勢いは収まってきている。
アフリカ北部、東部ではパンデミック(H1N1)2009ウイルスが優勢となっている。西アフ
リカでは、パンデミックインフルエンザと季節性インフルエンザが混ざって検出されてい
る。季節性インフルエンザはH1N1とH3N2がともに検出されているが、H3のほうが優勢と
なっている。
南半球の温帯地域では、パンデミックインフルエンザの活動は散発的にしか報告されてい
ない。
***********************************
【1月12日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2010_01_08/en/index.html
【現在の死者数(1月3日) 12,799人超】(Update 82)
WHOアフリカ地域 131人
WHOアメリカ地域 6,880人超
WHO地中海東岸地域 708人
WHOヨーロッパ地域 2,554人超
WHO東南アジア地域 1,165人
WHO西太平洋地域 1,361人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、以下のとおり。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。なし
***********************************
【2010年1月7日】
◆1月6日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターから動画と音声によるパンデミッ
クインフルエンザに関するワンポイントの説明記事が発信されました。
5種類の動画から構成されており、これぞれの表題と概要は以下のとおりです(そのまま掲
載します)が、詳しくは感染症情報センターのホームページにアクセスして下さい。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/webcast/index.html
動画1:海外での流行状況と疫学的特徴
現在北半球の国々では急速に流行が拡大しつつある。年齢別では、
罹患は10代に、入院
は5歳以下に、死亡は30-50代に多く見られてお り、これは各国ともほとんど同様の傾向
であり、南半球の冬季の状
況も同様であった。今後日本でも小児層での拡大が危惧される。
動画2:インフルエンザワクチン
今回の、ワクチン接種の目的は、「死亡者や重症者の発生をできる限り減らすこと、そのた
めに必要な医療を確保すること」です。国が優先的に接種をする対象者を定めていますが、
現在の流行状況から、小児への前倒し接種なども検討されています。
また、現行のインフ
ルエンザHAワクチンは、重症化予防のワクチンであることを理解して接種を受ける必要が
あります。ワクチンを接種していても、日頃から手洗いを励行し、流行時期は人混みを避
けるなど、感染を予防する対策を講じる必要があります。接種希望者全員が受けられれば
良いのですが、製造量が限られているため、輸入ワクチンの検討も行われています。
輸入
ワクチンについては、国内での使用経験・実績がなく、国内では使用経験のないアジュバ
ント(免疫補助剤)が使用されていること、国内では使用経験のない細胞株を用いた細胞
培養による製造法(国内産は鶏卵による培養)が用いられているものがあること、投与経
路が筋肉内(国内産は皮下)であること、小児に対しては用量が異なるなどが指摘されて
います。
動画3:発生動向
2009年第42週のインフルエンザの定点あたり報告数は17.65と前週よりも大きく増加し、
この報告数をもとに全国の医療機関をこの1週間に受診したインフルエンザ患者数を推計
すると83万人(第28週以降の累積の推計患者数は315万人)となった。夏季休暇終了後
より5〜19歳が流行の中心となっているが、第40週以降は9歳以下の年齢群の割合が増加
してきている。北海道では既に前シーズンの季節性インフルエンザの流行のピークを大き
く上回っており、首都圏、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県等の大都市圏に加えて、秋田
県や沖縄県においても本格的な流行となっている。
動画4:今回のパンデミックの疫学状況のまとめ(感染性、臨床的特徴)
今回のパンデミックの疫学状況のまとめ(感染性、臨床的特徴)
これまで新型インフルエ
ンザに関して知られているところとしては、伝播力は高く、
特に学校などでは爆発的な集
団発生を起こしています。今のところ若年層に最も伝播
していますが、今後、感染伝播の
拡大とともに、他の年代における罹患や重症者の増
加へは警戒は必要です。大多数の患者
さんはインフルエンザ様疾患のみで合併症もな
く治癒していますが、重症化のリスクを有
するグループとして、喘息、肥満、妊娠中
の女性、慢性心・肺疾患、悪性腫瘍、免疫不全
などの基礎疾患を有するグループが挙
げられます。また10月初旬現在、日本では小児の
重症例が目立つとされています。現
在のところ、全体での致死率は高くないものの、世界
的に見ると、若年成人における
致死率は季節性インフルエンザよりも高い可能性もあり、
今後の病原性の変化を含
め、引き続き注意が必要です。
動画5:個人における対応
まず重要なこととしては、情報に関心を持つことです。個人が出来ることとして、自
分自
身の健康観察をしっかり行うことが必要です。無理をせず体調の維持に努めま
しょう。手
指衛生や咳エチケットなどのインフルエンザの拡大を抑える方法について
出来るように
なることが必要です。万が一発症している可能性がある場合、思い切っ
て仕事や学校を休
める体制を組むことが必要です。症状が早く回復してもその後2日 間は自宅に待機し、外
出も医療機関受診以外は避け、発症後7日間は健康観察をしっ かり行って下さい。 特に
持病(妊婦さんを含む)のある方については、かかりつけ
医とインフルエンザ様症状発症
の際の対応について予め相談しておき、早めの対応を
採ることが重要です。生来健康で、
発症しても比較的元気な方については、緊急以外
の外来受診を控えるようにしましょう。
軽症の場合は自宅で治療が可能です。病院を
疲弊させず、必要な重症者に迅速な治療を提
供するためにも、市民の皆様のご協力が
不可欠です。しかし基礎疾患の無い方であっても、
重症化の兆候が認められた場合に
は、速やかに対応しましょう。一般に危険な兆候とは、
咳の悪化・呼吸困難や息切
れ、持続性の嘔吐、顔面蒼白、水分摂取不良、意識あるいは意
思疎通不良、痙攣、
(小児の場合)機嫌が悪くだっこされることを嫌がる、等です。
***********************************
【2009年12月31日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2009_12_30/en/index.html
【現在の死者数(12月27日) 12,220人超】(Update 81)
WHOアフリカ地域 130人
WHOアメリカ地域 6,670人超
WHO地中海東岸地域 693人
WHOヨーロッパ地域 2,422人超
WHO東南アジア地域 1,056人
WHO西太平洋地域 1,249人
(注)報告された死者数は、多くの死亡者が検査をしない、或いはインフルエンザと認識され
ないため、実際の死者数を下回ります。
前回のWHO更新時(Update 80)以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、
以下のとおり。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。
ネパール、アルメニア
***********************************
【12月25日】
◆12月18日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからの更新情報(28、流行状況)
がありましたので記事をそのまま掲載致します。図は省略させて頂きますので、詳しくは
感染症情報センターのホームページにアクセスして下さい(以下同じ)。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009idsc/09idsc28.html
国内の状況
1.定点サーベイランスによる現状とインフルエンザ様疾患発生報告(図1)
感染症発生動向調査によるインフルエンザの報告は第50週(12月7日から12月13日)の
1週間に131,972例で、定点あたりの報告数(1週間の1医療機関当たりへの受診患者数)
は27.39で49週(31.82)と比べて減少した
(http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/01flu.html)。この報告に基づいた第
50週(12月7日から12月13日)における患者数の推計は全国に約132万例であった。都
道府県別では、インフルエンザの発生報告は6県を除いた都道府県で減少している。49週
と比較した減少割合は大分県が31%(定点あたり54.69から37.83)で最も大きく、次い
で香川県(30%;定点あたり40.38から28.15)、山口県(30%;定点あたり54.46から38.35)
の順であった。26県(55%)で定点あたり報告数30.00以上である。都道府県別で定点あ
たりの発生報告が大きいのは宮崎県(55.51)、福井県(53.78)、山口県(39.59)の順であ
る(詳しくはインフルエンザ流行レベルマップを参照)。
厚生労働省結核感染症課が取りまとめているインフルエンザ様疾患発生報告の2009/2010
年シーズン第7報によると、50週では全国で学級閉鎖学校数が6,661校、学年閉鎖学校数
が2,434校、休校数が554校であった。前週と比べて学級閉鎖校数、学年閉鎖校数及び休
校数の全てが2週連続で減少した。前シーズン(2008/2009年シーズン)との比較は高等学
校の報告が本年21週より加わったり、自治体により学級閉鎖等の基準を前年と異なる対応
等をしていたりするため、十分な考慮が必要である。
2.パンデミックインフルエンザによる入院患者数の概況等(厚生労働省発表資料参照)
厚生労働省の公表によると、パンデミックインフルエンザによる入院患者数の報告数は12
月9日から12月15日に520例の報告があった。入院した患者の年齢は5〜9歳が220人(42%)
で最も多く、次いで1〜5歳未満132人(25%)、10〜14歳が54人(10%)の順であった。入
院患者のうち急性脳症の罹患は13人(3%)、入院患者のうち人工呼吸器の利用は18人(3%)
であった。12月15日までに入院した患者累計(7月28日時点で入院中の患者または7月
29日以降に入院した患者の累計数)は12,923人となり、このうち基礎疾患を有する者4, 567
人では、慢性呼吸器疾患が2,961人(65%)と最も多い。
同期間における死亡者は12月15日現在で116人報告され、うち100人が入院患者、16人
が入院患者以外である。死亡者(116人)のうち82人(71%)に基礎疾患があり、10人(9%)
が感染症法に基づく急性脳炎としての届出があった。また、クラスターサーベイランスは
10月12日より厚生労働省の運用方法が変更された(通知参照)。運用にあたり、報告は医
療機関および社会福祉施設等における集団発生報告となたった。50週(12月7日から13
日)の集団発生報告は医療機関が7施設、社会福祉施設が955施設であった。
3.インフルエンザウイルス分離・検出状況(図2)
病原微生物検出情報によると、全国で2009年19週から50週までに採取された検体から分
離・検出されたインフルエンザウイルスの型・亜型別内訳では、ほとんどがパンデミック
インフルエンザウイルスAH1pdmである(図2)。
世界の状況(詳細はWHO:パンデミック(H1N1)2009-更新77を参照)
北半球の温帯地域では、例年より早く訪れた冬のインフルエンザシーズンは中央ヨーロッ
パ、および東、南、一部の中央アジアで引き続き広がっている。北米や大部分の南部、お
よび北部ヨーロッパでは、流行は極期を終え、病勢は次第に落ち着いてきている。アフリ
カでは、全地域からパンデミック(H1N1)2009ウイルスが検出されており、また季節性イ
ンフルエンザ(H3N2)ウイルスの流行も同時に起こっていることが証明されている。南半
球の温帯地域では、パンデミックインフルエンザの活動はごくわずかしか報告されていな
い。
◆12月25日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからWHOの更新情報(update 78)
の邦訳が発表されましたので、そのまま掲載致します。尚、感染症例数情報は省略させて
頂きます。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009who/update78.html
update78 (2009年12月11日)
2009年12月6日現在、世界で208以上の国、自治領、地域から、9596症例以上の死亡例
を含む、実験室診断により確定されたパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009の症例が報
告されている。
世界各国が、特に軽症例について全例報告を中止しているため、実際に発生している症例
数よりも、報告数ははるかに低くなっていると思われる。WHOはWHOの地域事務局や加盟国
と連絡を密に取り、複数のデータをモニタリングして、パンデミックインフルエンザの流
行状況を監視している。
Situation update:
北半球の温帯地域においては、パンデミックインフルエンザの流行は北米とヨーロッパの
一部(西部の一部と北部、東部)ではすでに極期を過ぎたようだが、中央、南東部ヨーロ
ッパ、南、および東アジアでは引き続き流行している。インフルエンザの感染伝播は南部、
および中央アジアで継続しており、アフリカのほとんどの地域でパンデミックウイルスが
循環しているエビデンスがある。
アメリカとカナダでは、インフルエンザウイルス感染伝播は引き続き起こっているが、イ
ンフルエンザ様症状(ILI)の流行は減少しており、感染伝播、ILIともにそれぞれ5週、3
週連続減少傾向である。アメリカでは、8週間連続して増加傾向であった肺炎とインフルエ
ンザによる死亡者(P&I致死率)が減少傾向にあるが、依然エピデミックを示す値を超え
ている。同様に実験室診断で確定された1週間の入院例数、死亡例数も減少傾向に転じた。
現在のところ、冬季と夏季におけるインフルエンザの流行状況を比較すると、アメリカで
は冬季のほうが夏季に比べ2〜3倍、カナダでは4〜5倍の入院例や死亡例を認めている。
しかしながら、全体の入院率、死亡率は、南半球の温帯地域の国々の冬季のそれと同程度
である。これは、ウイルスの感染伝播が、冬のほうが予想されていたよりもより広く、か
つ強力に広がっていたこと、また南半球と比較し病気の重症化率は変化がなかったことを
示している。季節性インフルエンザと同様に、基礎疾患のある人の方がパンデミック
(H1N1)2009 インフルエンザウイルス感染により入院、あるいは死亡するリスクは高い。カ
ナダの冬季において、入院例の52%、ICUでの治療が必要であった症例の60%、そして死
亡例の67%が基礎疾患を持っていた。ほかの多くの国々と同様に、カナダでの死亡例の基
礎疾患は、喘息、慢性循環器疾患、免疫陽性状態、糖尿病の順で多かった。
ヨーロッパでは、大陸全般にわたってパンデミックインフルエンザウイルスの感染伝播が
起こっている。ILI患者がいまだ増加しているフランスを除き、ベルギー、アイスランド、
アイルランド、オランダ、スペイン、ポルトガル、イタリア、ドイツを含む西ヨーロッパ
の国々では、ILI患者数は極期を越えたと考えられる。
ノルウェー、スウェーデン、デンマークといった北ヨーロッパでは、呼吸器疾患患者の発
生※は依然多いが、インフルエンザの流行は収まってきている。アルバニア、チェコ、エ
ストニア、ギリシャ、ハンガリー、ラトビア、ポーランド、ルーマニア、モンテネグロ、
スロベニア、トルコといった中央、南東ヨーロッパ地方では、インフルエンザの流行は依
然続いている。さらに東部のグルジア、ブルガリア、ウクライナといった地域では、ILIや
急性呼吸器疾患(ARI)発生率が減少している。ロシアでは、引き続きパンデミックインフル
エンザウイルスの流行が続いているが、全体としての流行は、最近、極期を越えた。リト
アニア、ギリシャでは呼吸器疾患が高率に報告され、フランスや東部および北部ヨーロッ
パからは医療機関への負担がでているとの報告がある。ヨーロッパで検出されたインフル
エンザAウイルスの99%はパンデミックH1N1
2009 インフルエンザウイルスである。参考
までに、過去4週間のRSVの検出率がヨーロッパでは高くなっており、若い子供たちの間
でのILIの流行が上昇している一因になっているかもしれない。
中央および西部アジアでは、パンデミックインフルエンザの感染伝播は依然続いている。
引き続きカザフスタン、キルギスタンでILIやARIが増加しているが、アフガニスタン、
イスラエル、オマーンでは極期を越えたようである。パンデミックウイルスはイラン、イ
ラク、ヨルダン、そしてその周辺国で引き続き流行している。
東アジアでは、パンデミックインフルエンザの感染流行は続いている。日本ではインフル
エンザの流行は継続して増加傾向であり、最近流行極期を迎えた香港や台湾でも同様に増
加傾向である。中国南部では一定したILIの報告が続いているが、中国北部、モンゴルで
は減少傾向である。南アジアでは、インフルエンザの流行はインド北西部、スリランカで
活発となっている。アジアでは季節性インフルエンザウイルスが少数ながら検出され続け
ているが、その数は減少している。
中央および南部アメリカやカリブ海諸国の熱帯地域では、インフルエンザの流行は地理的
に広範囲で起こっているが、患者数はほとんどの地域で減少している。
限られたデータによると、アフリカでは、冬季を過ぎた南アフリカ共和国を除き、大陸全
土でパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009が検出されている。北部および東部アフリカ
では検出されたインフルエンザウイルスの中でパンデミック(H1N1)2009ウイルスが優勢と
なっている。
南半球の温帯地域では、パンデミックインフルエンザの散発例の報告はあるが、持続的な
流行は報告されていない。
※intensity−病勢(WHOでは呼吸器疾患患者の発生状況のレベルで決定している)
◆12月25日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからWHOの更新情報(update 77)
の邦訳が発表されましたので、そのまま掲載致します。尚、感染症例数情報は省略させて
頂きます。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009who/update77.html
update 77(2009年12月4日)
2009年11月29日現在、世界で207以上の国、自治領、地域から、8768症例以上の死亡例
を含む、実験室診断により確定されたパンデミックインフルエンザ(H1N1)2009の症例
が報告されている。
世界各国が、特に軽症例について全例報告を中止しているため、実際に起こっている症例
数よりも、報告数ははるかに低くなっていると思われる。WHOはWHOの地域事務局や加盟国
と連絡を密に取り、複数のデータをモニタリングして、パンデミックインフルエンザの流
行状況を監視している。
Situation update:
北半球の温帯地域では、例年より早く訪れた冬のインフルエンザシーズンは中央ヨーロッ
パ、および東、南、一部の中央アジアで引き続き広がっている。北米や大部分の南部、お
よび北部ヨーロッパでは、流行は極期を終え、病勢は次第に落ち着いてきている。
カナダとアメリカ合衆国では、インフルエンザウイルスの流行は引き続き広範囲で継続し
ている。しかし、流行の極期は3−4週間前に過ぎた模様である。アメリカでは肺炎とイン
フルエンザによる死亡者(P&I致死率)は引き続き上昇しており8週続けてエピデミック
を示す値を超えている。また、今期のインフルエンザによる累積入院率は、65歳以上を除
いた全年齢でここ数年で一番高い値を示している。
ヨーロッパでは、引き続き大陸の大部分の地域で広く感染伝播が起こっている。ヨーロッ
パ西部および北部ではベルギー、アイスランド、アイルランド、オランダ、ノルウェー、
イギリスの一部(北アイルランド、ウェールズ)においてインフルエンザの流行は極期を
過ぎたようである。また、スペイン、ポルトガル、イタリア、スウェーデン、デンマーク
では極期を迎えている。インフルエンザの活動はドイツからルーマニアに至るバルティッ
クおよびバルカン地方の国々で引き続き活発である。ヨーロッパ東部では、ウクライナ、
ベラルーシ、ブルガリア、モルドバ共和国において極期を迎えた。ロシアにおいてインフ
ルエンザの流行は、全体的に引き続き増加傾向で、一部地域では流行の程度が強い。北部、
および東部ヨーロッパでは、医療機関へのインパクトが緩やかであるが認められていると
いう報告が届いている。全体として、ヨーロッパにおけるインフルエンザAの99%がパン
デミック(H1N1)2009である。
西部、および中央アジアでは、インフルエンザの感染伝播は引き続き活発である。流行は
カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、イラン、イラクで引き続き起こっている
が、イスラエル、ヨルダン、アフガニスタンでは流行の極期を迎えているようである。
東アジアでは、中国南部および日本でインフルエンザ様疾患(ILI)または呼吸器疾患の患者
が増加している。ここ数日、中国北部での疾病の流行は収まってきている。南部、および
東南アジアでは、インド西北部、ネパール、スリランカ、カンボジアで引き続き流行が続
いているものの、そのほかの地域では、流行は収束している。
中央アメリカ、南アメリカおよびカリブ海諸国の熱帯地域では、全体的に感染伝播は起こ
っているが、ジャマイカ、ベネズエラ、エクアドルといった一部の流行地域を除き、疾病
の勢いは収まってきている。
アフリカでは、全地域からパンデミック(H1N1)2009ウイルスが検出されており、また季節
性インフルエンザ(H3N2)ウイルスの流行も同時に起こっていることが証明されている。
南半球の温帯地域では、パンデミックインフルエンザの活動はごくわずかしか報告されて
いない。
***********************************
【12月24日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2009_12_23/en/index.html
【現在の死者数(12月20日) 11,516+人】(Update 80)
WHOアフリカ地域 109人(更新なし)
WHOアメリカ地域 6,670人
WHO地中海東岸地域 663人
WHOヨーロッパ地域 2,045+人
WHO東南アジア地域 990人
WHO西太平洋地域 1,039人
前回のWHO更新時(Update 79)以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、
以下のとおり。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。
グルジア、アルバニア
**********************************
【12月23日】
◆最新情報(WHO発表)は以下のとおりです。
http://www.who.int/csr/don/2009_12_18a/en/index.html
【現在の死者数(12月13日) 10,582+人】(Update 79)
WHOアフリカ地域 109人(更新なし)
WHOアメリカ地域 6,335人
WHO地中海東岸地域 572人
WHOヨーロッパ地域 1,654+人
WHO東南アジア地域 892人
WHO西太平洋地域 1,020人
前回のWHO更新時(Update 78)以降、新型インフルエンザの初患者を報告した国や地域は、
以下のとおり。なし
同じく初の死者を報告した国や地域は以下のとおり。
バハマ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、エストニア、モンテネグロ、リビア
***********************************
【12月16日】
◆12月11日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターからの更新情報(27、流行状況)
がありましたので記事をそのまま掲載致します。図は省略させて頂きますので、詳しくは
感染症情報センターのホームページにアクセスして下さい(以下同じ)。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009idsc/09idsc27.html
国内の状況
1.定点サーベイランスによる現状とインフルエンザ様疾患発生報告(図1)
感染症発生動向調査によるインフルエンザの報告は第49週(11月30日から12月6日)の
1週間に153,131例で、定点あたりの報告数(1週間の1医療機関当たりへの受診患者数)
は31.82で48週(39.63)と比べて減少した
(http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/01flu.html)。この報告に基づいた第
49週(11月30日から12月6日)における患者数の推計は全国に約150万例であった。都
道府県別では、インフルエンザの発生報告は青森県と徳島県を除いた全ての都道府県で減
少している。48週と比較した減少割合は福井県が36%(定点あたり95.44から60.66)で
最も大きく、次いで福岡県(34%;定点あたり63.35から41.99)、愛知県(33%;定点あ
たり49.95から33.37)の順であった。その一方で、警報(定点あたり報告数30.00以上)
レベルを32県(68%)で超えている。都道府県別で定点あたりの発生報告が大きいのは福
井県(60.66)、大分県(54.69)、山口県(54.46)の順である(詳しくはインフルエンザ流
行レベルマップを参照)。
厚生労働省結核感染症課が取りまとめているインフルエンザ様疾患発生報告の2009/2010
年シーズン第6報によると、49週では全国で学級閉鎖学校数が8,905校、学年閉鎖学校数
が3,280校、休校数が777校であった。48週と比べて学級閉鎖校数、学年閉鎖校数及び休
校数の全てが減少した。前シーズン(2008/2009年シーズン)との比較は高等学校の報告が
本年21週より加わったり、自治体により学級閉鎖等の基準を前年と異なる対応等をしてい
たりするため、十分な考慮が必要である。
2.パンデミックインフルエンザによる入院患者数の概況等(厚生労働省発表資料参照)
厚生労働省の公表によると、パンデミックインフルエンザによる入院患者数の報告数は12
月2日から12月8日に656例の報告があった。入院した患者の年齢は5〜9歳が264人(40%)
で最も多く、次いで1〜5歳未満169人(26%)、10〜14歳が72人(11%)の順であった。入
院患者のうち急性脳症の罹患は22人(3%)、入院患者のうち人工呼吸器の利用は31人(5%)
であった。12月8日までに入院した患者累計(7月28日時点で入院中の患者または7月29
日以降に入院した患者の累計数)は11,942人となり、このうち基礎疾患を有する者4,206
人では、慢性呼吸器疾患が2,751人(65%)と最も多い。
同期間における死亡者は12月8日現在で107人報告され、うち93人が入院患者、14人が
入院患者以外である。死亡者(107人)のうち74人(69%)に基礎疾患があり、10人(9%)
が感染症法に基づく急性脳炎としての届出があった。また、クラスターサーベイランスは
10月12日より厚生労働省の運用方法が変更された(通知参照)。運用にあたり、報告は医
療機関および社会福祉施設等における集団発生報告となたった。46週(11月23日から11
月29日)の集団発生報告は医療機関が5施設、社会福祉施設が1,186施設であった。
3.インフルエンザウイルス分離・検出状況(図2)
病原微生物検出情報によると、全国で2009年19週から49週までに採取された検体から分
離・検出されたインフルエンザウイルスの型・亜型別内訳では、ほとんどがパンデミック
インフルエンザウイルスAH1pdmである(図2)。
世界の状況(詳細はWHO:パンデミック(H1N1)2009-更新76を参照)
北半球の温帯地域では、例年より早く到来したインフルエンザシーズンの流行は北米やヨ
ーロッパの一部で引き続き活発に続いている。北米やカリブ海諸国、特定のヨーロッパの
国々では流行のピークが過ぎたような兆しが認められている。東アジアでは、インフルエ
ンザの感染拡大は依然活発に起こっている。インド、ネパール、スリランカでのILIの流
行は増加している。アメリカ大陸、アジアの熱帯地域では、インフルエンザの活動は様々
であるが、ほとんどの国では下火になってきている。中央、南アメリカではエクアドル、
ベネズエラを除くほとんどの国でインフルエンザの流行は減少傾向であると報告している。
南半球の温帯地域では、パンデミックインフルエンザの流行はほとんど報告されていない。
***********************************
【12月15日】
◆12月14日付けで国立感染症研究所 感染症情報センターから、季節性インフルエンザワ
クチンとパンデミックに関する良くある質問についてのWHO発