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B.扁形動物(条虫と吸虫) Plathelminth

扁形動物とは以下の特徴をもった動物の一群をいう。
(1)左右対称の扁平な生物である(頭と尾、背と腹は分化している)。
(2)体腔がなく、腸管も不完全(口はあっても肛門がない)。
(3)血管系をもたず、老廃物は体表から排出する(扁平だから可能)。

扁形動物はその形から以下の3グループに分類される。
(1)渦虫類:体表に繊毛があり、水中で自由生活する。
(2)吸虫類:腹側に吸盤をもつことが特徴で、腸管が2本に分岐する。すべて寄生種。
(3)条虫類:分節構造が特徴。体表に繊毛をもたず、腸管も退化している。すべて寄生種。

寄生種は以下のような特性をもち詳細不明な点が多い。
(1)大部分が雌雄同体で、種によって固有の生物(固有宿主)に寄生する。卵生。
(2)卵が孵化すると幼虫となる。これは固有宿主とは別種の生物(中間宿主)に侵入する。
(3)幼虫は中間宿主の体内で発育し、固有宿主への感染性を獲得する。

医学的には重要な扁形動物は以下のパターンにわけられる。
(1)条虫の成虫がヒトの腸管に寄生   →  条虫の成虫寄生
(2)条虫の幼虫がヒトの筋肉や内臓に寄生   →  条虫の幼虫期性
(3)条虫の成虫がヒトの血管内に寄生   →  住血吸虫
(4)条虫の成虫がヒトの肺や肝臓に寄生   →  その他の人体寄生吸虫
(5)条虫の成虫がヒトの腸管に寄生

B1.条虫の成虫寄生
B2.条虫の幼虫寄生
B3.住血吸虫 Schistosoma
B4.その他、人体寄生の吸虫

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