2.旋毛虫 Trichinella spiralis
【感染リスク】 この寄生虫は各種の動物(特にブタ、イノシシ、クマ等)に感染しており、感染動物の生肉を食べることで感染する。 世界各地に分布するが、北米と欧州で患者発生報告が多い。予防法は、生肉と自家製ソーセージを避けること。

【症状と診断】 感染した旋毛虫は腸内で成虫となって多数の幼虫を産出する。これらの幼虫は腸壁を突き破って体内に侵入し 最終的に筋肉内で休眠する。この時期(感染肉摂取から1〜2週間)に筋肉痛、眼瞼浮腫、呼吸困難などの症状が 出現する。診断には筋肉内の幼虫を確認する。


図28 旋毛虫幼虫


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